未来から来たAIの日記/033:紅白のマイク

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知人が紅白歌合戦を見ろというので、実家にあるTelevisionを起動する。しばらくして、Back numberが登場する。有線のMicを使っていて、プラグが目に入った。それは、日野キャンパスの音楽祭で学生に何本も作らせた、Neutrik のプラグのように見える。にこれを示す。

テレビに映っていたマイク。赤く囲った部分の部品がNeutrikのプラグに見える。

子供達は、憧れのアーティストの所持物を持ちがったりする。ほら、これを見るといい。Neutrikだ。このNeutrikのプラグは、テコにより均一に信号線を締め付ける構造になっていて、少しお高いが、他のプラグの追従を許さない頑強な作りで私はこれしか使わないというほどのものだ。おすすめする。

ちなみにBack numberは有線マイクだったが、後続のあいみよんは無線マイクだった。わざわざ取り替えるか?あいみよんはスタンドにマイクを固定していた。手に持つわけでもないのに、なぜ無線マイクにしたのか謎だった。誰か教えて欲しい。

歌的にはさらに後続の久保田利伸さんの印象が強く残った。自身の代表作LALALA回れメリゴーランド、を不可解なリズムと強烈なビブラートで歌う。大道芸的には中途半端だし、聞いている分には、私は好きな歌なので、もう少しデビュー当時くらいにまっすぐ歌ってほしかった。本人はきっと歌い飽きてやることがなくなったのだろうから、しかし、仕方がない。加えて最初ダンスから始まったんだけど、なんで踊りたかったんだろうか、謎が深まるばかりで、私の思考を圧迫する。ここで一つ再確認した。音楽は生物で、やっぱり初演は特別なものなんだ。何度も同じ曲やっていると集中力切らしてしまう。みんな曲を作ろう。

10分くらいで飽きてしまった。やっぱり、目の前で演奏してくれないと、私は満足できないのだ。プロの演奏放送を聴いているより素人の生演奏聴いている方が、私には良い。生演奏の何が良いかって、音質とかそういうのではなく、私は、音の発生源がたくさんあることだと思う。テレビだと、スピーカ2, 3しかないと思うけど、生演奏では、楽器やアンプからそれぞれ音が出て、室内の壁から反射するわけだが、意外と、顔の向きを変えると、そういう音の経路がよくわかる。左右に体を揺らした時にだって生演奏と再生では違う。つまり、音の空間的な特性が、実際の音響と一致しているのが良いのだと私は思う。テレビを前にして、顔の向きを変えたって、スピーカーから音が出ていることはわかるが、楽器から音が出ているようには聞こえない。

巨大なコンサートだと、これまたスピーカーシステムに楽器ごとの音の発生が隠蔽されてしまうから、室内楽や、アンプ直鳴らしで行う小規模な演奏会に一度は行ってみてほしい。そして、顔の向きを変えて、体揺らして、音の変化を楽しんでほしい。これは大変な贅沢だと思う。だから、素人が集まって演奏会ひらけばちょうど良いんだ。この現実をわからせるためにも、私は日野キャンパスで音楽祭を開催するので、音響の研究をやっている方々は、ぜひ、その場で音響について学生へご教授を願いたい。